若人アウトドア

素人キャンパーがキャンプについて実践の感想や悩み、意見などを述べるブログ。

テント内で焚火がしたい!!火に強い素材のテントやタープをご紹介【冬キャンプ】

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最近『冬キャンプ』をする人が増えてきています。

 

え?冬にキャンプ?(笑)

 

と思う方もいらっしゃるかと思いますが、夏とは違い、冬キャンプにしかない魅力もたくさんあります。

www.wakoudooutdoor.com

そんな『冬キャンプ』で一番重要なのは、寒さ対策です。

 

場所にもよりますけど、冬のキャンプでは氷点下になるところも。

軽い装備で行くとご臨終レベルです。

体を温めるものがないといけません。

 

そこで冬キャンプでの楽しみの一つ、『焚火』です。

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 やはり冬キャンプと言えばこれでしょうって感じですね。

焚火の音と匂い。

薪を割ったり、何かを焼いたりと、いろいろと楽しみが詰まってます。

是非焚火は経験してもらいたい!!

※キャンプ場によっては直火禁止のところもありますので、焚火台を買うことをお勧めします。

 
だがしかし!!
 
実は焚火をするだけだと、冬のキャンプには勝てません。
氷のような冷たい風が、我々キャンパーの体にぶち当たってきます。
 
そこで考えるのが、
 
(テントの中で焚火したいな…)
 
しかし、テントやタープの近くで焚火をすると、火の粉で穴が空いてしまったり、最悪引火してテントが燃え上がる可能性もあります。
テント内での火器は厳禁です。
 
 
実はテント内で焚火が出来るテントがあります。(公式が発表している)
 

DOD「レンコンテント」

ポリコットン(コットンとポリエステルの融合)という素材でできているため、火の粉が移っても穴が空きにくく、燃えにくいです。
※完全に燃えないということではありません。直接火にかけたりはしないように。
 
またレンコンのように、八つの穴が空いていて(開け閉め可能)、中の空気の循環もよくスカートもついているので、実はこのテント「冬キャンプ」ではなかなか重宝するかなりいいテントです。
 
ですので入手が非常に困難。現在完売状態です。
見つけたら即買いしたいレベルですね。
 
 
このように、『コットン素材』『ポリコットン素材』が使われているものは火に強いんです。
 ※正確には、火の粉に強いってことなので、直接火には当てないようにしましょう。

DOD 『ヌノイチ』 

テントではないですが、コットン素材のタープ。よくある形のタープとは違い、横後ろに壁があるため風もある程度カットし、プライベート空間も確保できます。

風を遮るだけでも全然違います。

ここに一人用のテントなどを入れてカンガルースタイルなんかもできます。

こちらもコットン素材でできております。
 公式では、上記のタープ『ヌノイチ』と併用して使えるとのことですが、ほかのテントの組み合わせもできそうです。
 

FIELDOOR TCタープ 

こちらは一般的な形のタープで、TC(ポリコットン)素材のタープになります。

どうしてもこのようなコットン素材のものは値段が高くなりがちです。

こちらのタープは比較的安価で評価も高いものです。

 

テンマク 炎幕DX

こちらのテントはどちらかというと上級者向けのワイルドなテント。

フロントパネルをタープのように張れ、しかも火の粉に強い素材を使用。

冬場はこの中にコットのようなベッドを置けば、それだけでワイルドキャンプになる。

グランドシートも付属しているため、お勧めです。 

虫や外との仕切りを気にする方には、こういった専用インナーもあります。

これ以外にも先ほどご紹介したDODさんの『ワラビーテント』などもインストールすることができます。

 

テンマク 焚火タープTCウィング

テンマクさんは、様々なTC素材のギアを販売しております。

この他にも、ムササビタープやサーカスTCといった、冬キャンプに特化したものが多いです。

 

テンマク サーカスTC DX  

※中で焚火は出来ません。

ポリコットン素材でできており、通常のサーカスTCには無かったフロントの跳ね上げ。

これにより、ポールテントの弱点である雨の侵入を防ぎます。

ここに薪ストーブや石油ストーブなどをインストールし、ぬくぬくキャンプが出来ます。

 

コットンテント・タープの欠点

重い

ポリエステル製のものは、軽いのが特徴ですけどコットンは結構重量があります。

雨に当たると、繊維一本一本に水分が吸収されより重たくなります。

 

カビ

コットン素材は、乾きにくい性質を持っているのでカビが生えやすいです。

雨や結露などで水分を含んでしまったら、しっかり乾かしましょう。

ポリエステル製に比べて、メンテナンスはめんどくさいかもしれません。

 

虫がとれない

これは私の経験なのですが、ポリエステル製のテントは表面がツルツルしていますが、コットン製のものは、虫にコットンが絡んでなかなか離れません。

冬以外の季節に使うのは、気が引けますね。

 

最後に

コットン製のものは、冬キャンプにはものすごく重宝します。

火に強いという性質をいかし、焚火やストーブを使ったキャンプが楽しめます。

※完全に燃えないというわけではないので、火にはしっかり注意し、自己責任で行いましょう。